1997y ROVER MINI Mayfair 239万円 24,000km
2018/09/07 10:00:00
ROVER MINI Mayfair
VW GOLF2 GLi
2018/08/09 19:06:28
2004年10月、秋晴れの午後、50代と思われる主婦が、中古車情報誌を手にして、VWのプロショップ「ハイタイムコーポレーション」の扉を開けました。 「このゴルフを購入したいのですが、まだありますか?」 そのゴルフとは、1991年式ゴルフ2 GLi。対応した吉田さん(現在の社長)は、新しいモデル(ゴルフ4)を勧めたことを記憶しているそうです。しかし……、 「このカタチの、この色のゴルフがいいんです。売ってもらえますか?」 吉田さんは、「もちろん大丈夫ですよ。ただし、1年ごとの点検は必ず実施させてください」と答えます。そして、なんとその場で判を押したといいます。 そこから、彼女とゴルフ2との生活が始まりました。購入したとき走行40,290kmだったゴルフ2は、順調に走行を重ねていきます。どこへ行くにも彼女とゴルフ2は一緒だったといいますが、年間約1万キロのほとんどは伊豆に購入したセカンドハウスとの往復だったとのこと。ステアリングを握っていたのは、ご主人ではなく彼女だったというから驚きます。おそらく、ご主人の定年を機に、別荘とクルマを購入したのでしょう。ペーパードライバーだった彼女、走行距離とともにドライビングの腕もグングン上げていったようです。 また、14年もの間、欠かさず1年点検は同社に入れていたそうですから、メカニズムのトラブルはほぼなかったといいます。彼女もゴルフ2もすごい! そして、2018年の夏、70歳を超えた彼女が突然ハイタイムコーポレーションに現れ、「このクルマ、欲しい方がいたらお渡ししてくださいな」と言って、キーを置いていきました。きれいな状態を保ったままのシート、そして14年にわたり彼女のもとにあったキーには、ご覧のように手作りと推察される美しい花があしらってあるキーホルダーが付けてあります。まったくヤレていないシートとキーホルダーを見た吉田さんは、彼女の1991年式ゴルフ2GLiに対する愛情の深さを知って涙が出てきたといいます。 クルマとオーナーには、いろんな物語があります。そして、オーナーと愛車はいっしょに歳を重ねていきます。でも、愛情を注がれたクルマはプロショップの手で若返ることができるのです。 吉田社長は、次のオーナーさんと相談して、ボディの板金・塗装、エンジンマウント、ブレーキ回り、インテリアの細かいパーツなどに手を入れ、キッチリ仕上げたいと話します。車検費用と合わせ、コストは25〜50万円くらいが目安。ちなみに、車両本体価格も相談して決めたいとのことです。 それにしても、70歳代の凛とした女性がゴルフ2に颯爽と乗る姿、カッコよかっただろうなぁ〜。見たかったなぁ〜。
VW GOLF2 GLi 初年度登録1991年 走行187,000km AT 車両本体価格 未定
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ROVER MINI TARTAN 199万円 21,000km
2018/08/09 10:00:00
英国車の証インパネ前面を覆うウッドパネル。動く芸術品と云ってもイイ ウッドと云えばレザーはお決まり。更に、コーディネイトまでされています。 内外、機関までシッカリ手が入っている。 ROVER MINI TARTAN MINI専門店
Porsche 911 Carrera 4S Cabriolet 540万円
2018/07/26 18:00:00
ポルシェ911カレラ 4S カブリオレ (Type996) お問い合わせ
ポルシェ911カレラ (996)358万円 走行2.6万km
2018/07/07 11:49:00
ポルシェフリークの方はすでにご存知のことと思いますが、996のコードネームを持つ911は、水冷フラットシックスを搭載する「初代」となったモデルです。リリースされたのは1998年、スタンダードモデルとなるカレラは、リアエンジン・リアドライブを踏襲していたものの、993型まで受け継がれてきた空冷ユニットを捨て去ったことでファンの間では賛否両論が渦巻いたことを懐かしく思い出します。 ただし、この水冷の水平対向6気筒をベースとするユニットが、ボクスターやケイマンに搭載され、一時は「身売り説」まで出ていたポルシェの経営をV字回復させたのですから、996型911はポルシェの経営危機を救った歴史的なモデルと言っていいのかもしれません。 あれから20年、中古車市場では、空冷フラットシックスを搭載する、930や964、993の価値が高まるいっぽうで、996とは中古車価格の逆転現象まで起きています。 でも、特にカレラに乗った方はお分かりだと思いますが、このクルマ、間違いなく911らしいシャープなエンジンの回転感覚を持っていますし、その軽やかな身のこなしは、現行の991を上回るほどの実力を持っています。 さて、写真の996カレラは、2002年式ですから、フロントマスクのデザインが変更され、エンジンの排気量が、3.4リッターから3.6リッター水平対向6気筒(320ps/37.7kgm)になったマイチェン版の911・ティプトロSです。 そして、走行距離がなんと2.6万km!まだこういうコンディションの良い個体が、しかも正規ディーラーの認定中古車センターにあるんですね。年式的に認定中古車の枠から外れますが、しっかり整備して納車するそうです。車両本体価格は358万円。驚くほど安い。911はやっぱり後輪駆動のカレラが味わい深いと思います。 911カレラは、本来、経済的に恵まれた一部の人の特別なクルマではありません。普通の人が日常生活のなかで楽しめる身近なスポーツカー、それが理念だったはず。まさに、この996カレラの中古車はその開発理念を全うするクルマと言えるのではないでしょうか。
ポルシェ911カレラ(996型) 初年度登録2002年6月 走行2.6万キロ バサルトブラックメタリック レザーシート サンルーフ HDDナビ ETC 左ハンドル 車両本体価格358万円
お問い合わせ ポルシェセンター堺 西大阪 認定中古車センター 昌和自動車株式会社 大阪府大阪市西淀川区花川2-21-8 TEL.06-6474-0107
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